お知らせ

津久見市医師会立津久見中央病院におけるクラスターの発生について (2022年7月28日公開)

2022.07.28 病院より

 当院より2022年7月22日に公開いたしました「職員の新型コロナウイルス感染に関するお知らせ」に関連する内容といたしまして、新たに職員3名と入院患者2名の陽性が判明し、7月25日の時点で関連する感染者の数が6名となり、本日クラスターとして認定されました。
 市民の皆様、関係者の皆様にご心配・ご迷惑をおかけすることに対しましてお詫び申し上げますとともに、人権尊重のため個人情報の保護にご配慮くださいますようお願いいたします。
 なお、7月22日の公開では、職員3名の感染が判明したことを報告いたしましたが、職員2名につきましては、感染の経路が異なること、あるいはクラスターが発生した病棟では勤務していないため、クラスター認定の感染者数には含まれておりません。
1.概要
クラスターとして認定された陽性者7名の内訳は、7月28日の時点で、職員5名、患者2名です。
クラスター関連陽性者の累計・内訳
看護師:3名
医療技術職員:1名
介護士:1名
患者:2名
合計:7名

2.経緯と現状
 22日に感染が判明した職員1名の感染経路は院外です。
 当該職員は21日に勤務(日勤)しました。症状に関して、21日夜に咳、倦怠感、咽頭痛はありましたが、発熱症状はありませんでした。22日朝に発熱しました。
 感染が判明した職員1名が勤務していた病棟に入院している患者さん、当該職員と同じ病棟に勤務した職員について、22日に抗原検査及びPCR検査を行い、全員の陰性を確認しました。
 22日に職員の感染が判明した日から2日目の24日、同じ病棟に入院していた患者さんに対して抗原検査及びPCR検査を行い、2名の陽性を確認しました。併せて、同じ病棟に勤務、または感染が判明した患者さんと接触歴がある職員、業務上同じ病棟に立ち入った職員に対して就業前に抗原検査及びPCR検査を行い、感染が判明した職員と接触歴がある職員1名の陽性を確認しました。
 25日に、同じ病棟に勤務、または感染が判明した患者さんと接触歴がある職員、業務上同じ病棟に立ち入った職員に対して就業前に抗原検査及びPCR検査を行い、感染が判明した患者さんと接触歴がある職員1名の陽性と、感染が判明した職員と接触歴がある職員1名の陽性を確認しました。
 26日に、感染が判明した患者さんと接触歴がある職員1名に症状が出現し、PCR検査を行い陽性が判明しました。この職員は7月25日から26日までは勤務しておりませんでした。

3.今後の対応
 同じ病棟に勤務、または感染が判明した患者さんと接触歴がある職員については、毎日就業前に抗原検査及びPCR検査を行い、結果が陰性であることを確認したうえで、マスク着用と手指衛生を厳守し勤務にあたります。
 同じ病棟に入院していた患者さんについては、定期的に抗原検査及びPCR検査を行います。
 病棟に関しては、換気やアルコール消毒剤による拭き上げを徹底し、環境整備を行います。
なお、7月24日から当面の間、当院の診療機能のうち、病棟への入院患者さんの受け入れ一部中止と、検査・外来診療の一部を制限させていただいております。
 皆様には大変なご迷惑とご心配をお掛けしており、誠に申し訳ございません。病院といたしましては、引き続き感染拡大の防止に向けて全力で対策を行ってまいります。
 今後の状況等については、当院のホームページに掲載してまいりますので、掲載内容をご覧いただけますようお願いいたします。

2022年7月28日
津久見市医師会立津久見中央病院
院長 石川浩一

スタッフ募集中!!